2026年9月3日木曜日

工芸会の染織部会出品者研究会


遠い所折角参加することが出来たので
自分の記憶が新しい内に書き残しておきます

まず初めに、どの会にも所属しておらず
この場に師事・友人・知人がいる環境ではない私が
初めて染織部門の研究会というものに参加し
以下は見聞き感じたものを書き記すだけなので
既にある「輪」の外から来た人の目線であること
何かを批判する意図や、悪意、そういったものは
一切ないことを先に書いておきたいと思います
(録音・メモしはしてないため記憶違いも有るかも)

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研究会は登壇の先生方を除き、参加者全部で約60名
鑑査された先生方のご挨拶から始まり
今回の総評などをお聞きすることが出来ましたが
審査においての誤解を避けるためだと思われる
個人名や作品の事を、なるべく出さないように
されてるので、その辺りをぼかされて話されて
初参加の私は誰の何の事を仰られてるのか
分からなくてフワッとした印象でした
例)身体に良いから食べてね→実は野菜の事
これくらいのフワッと感
でも何となく言おうとされてる事は分かる感じ

登壇されていた先生方の中には
重要無形文化財保持者の先生方も複数おられ
先生方の携わるジャンルの作品づくりと
工芸展に出品される作品の話
特に型染の小紋がインクジェットに置き換わり
時代の移り変わりの話しなど興味深く
拝聴することが出来ました

あと芭蕉布の話はとても興味深かったです
「耳」という、糸が折り返される生地の両端
ここの部分の状態に賛否あった話し
沖縄という風土と考え方の違いや
作品として見る場合はキレイに折り返すべきとし
後に加工されるため耳の状態を問わない
商品の場合だと別にキレイでなくていいだろう
じゃぁ今回の出品作品はどうなのか
そんな話は耳がダンボになりました

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また、審査方法などの説明もあり
染織143点の中から一次審査で20点が落ち
123点から二次審査し、その中から審査員の
入賞作品向けの推薦が行われ
各部門の推薦作品の中から、染織以外の
多方面で活躍されてる先生方や文部省
皇室の佳子さまによる審査によって賞が決まる
こんな感じだったと記憶しています

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質疑応答の回では、参加申込の際
事前にフォーム入力しておいた

「伝統技法を復元・再現することを出発点として
現代の素材や用途に展開した作品について
染織ではどのような点を評価されるのでしょうか 」

という私の質問が取り上げられました(氏名不公表)
この質問の意図としては
『私の作品について』の個人的な問はダメなので
復元・再現(ゼンマイ白鳥の事)と
現代の素材や用途(ストールという形状)の評価
と言葉を変えて質問させていただいたのですが
複数の先生方からのお話しをまとめてしまうと
ベースに和装ありきで回答されていたので
現代の素材や用途も『着物だと~』という内容で
伝統的な技法を使用した別の物
(ファブリック作品、身に纏う以外の用途の物など)
への視線は無いのかな?という感じは受けました
別の物を評価する・しないのお話しは無かったと記憶

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今回4作品が受賞、新規入賞者6名
工芸会正会員加入が複数人(人数失念)
それぞれの名前と、研究会参加者は一言があり
その中で「作品制作で困った時には先生(今回登壇されてた)
にご相談をさせて頂いて、お世話になりました」
と言われてる方もいて
『なるほどそういう繋がりがあるのか』と実感
↑受賞としての意味ではなく、元々そういう
相談などが出来る先生と後輩という土壌がある意味で
会的な物に属していない私にはない関係性なので
賞や将来を見据えた作品づくりをする上で
作る方向性を揃える為にもそういう関係性は
大事なんだなぁと思いました

今回選外になった人、入選・受賞した人
選外だからダメではなく、選ばれて良いのではなく
引き続き技術を研鑽し挑戦する意義や意欲が大事
というお話しでした

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研究会は14-16時の予定、終了したのは16:20頃
次の予定と帰りの新幹線18時の事もあり
お隣の席に座られていた女性にだけご挨拶して
そのまま私は会場を離れました
17時からは懇親会を兼ねたお食事会だそうです

自分の作品を回収するが第一目的での上京で
研究会が同日でなければ参加出来なかったので
いいタイミングで両方行けて良かったです
普段聞けない話しや、何となくの方向性とか
0だったものが1になった感じはあります
これを繰り返し1が10になるかも知れないし
1のままかも知れないし、まだ分かりませんが
勉強になったのは間違いなかったです

あと日帰り東京、案外出来るな(笑)
そんな感想でした
#天仙工藝 #機織り #工芸会染織部会出品者研究会

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